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四人の子供と五人目の息子?


我が家の稼業は農業と漁業の兼業と神主

(鈴木家では十二代目、神主で言えばオヤジで四代目)

と気学での鑑定。


オヤジとオフクロは初めから

德に期待も無く当てもしていないから、

二つ違いの姉二女が結婚と同時に

三軒前にオヤジ名義の土地に家を建ててあげ、

姉二女を事務員として雇用した。


姉二女婿は長男なのに

婿養子のように手なずけて住まわせた。


ゆくゆくはつぎの五代目の跡取りにしたいと思っていたようだ。


その二年後にお見合いで結婚した德は

居る場を失い飲んだくれ人生。


息子長男(四緑木星年生まれ)と

娘長女(三碧木星年生まれ)の二人の子供に恵まれたが、

飲んだくれ人生になり、

酒を飲むといろんな声が聞こえるようになってきた。


毎晩夜になると遊びほうけていたが、

チャンと息子二男(一白水星年生まれ)の三人の子宝に恵まれた。

女房の躾で、子供たちは良い子に育ったが、

一番手を焼いたのは五人目の息子だった。


五人目とは私、德のこと。


いつ帰るのか分からないのに寝ずに待っている女房。


飲んで酔っ払って帰れば障子を開けるよりも、

障子に突っ込んで破ってしまうから障子は穴だらけ。


そんなこんなでオヤジやオフクロからは当てにもされず、

勘当寸前だった。


だがこんな德にも仕事が増えてきて、

オヤジもオフクロも?
‥‥‥


それでも子供たち三人は素直にスクスクと育ってきた。


四人目の娘二女(七赤金星年生まれ)が生まれる前の年に、

地元の神主が年老いたから、辞める話が沸き起こってきた。


町内会長がその代わりを探していると言う。


豊橋市でも位が高い神社だから、

就きたい神主が何人もいるが
‥‥






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【2017/09/04 05:33 】

三年間無一文生活。


三年間の収入は農家だから稲作の収入だけで、

農協に入るが電気料や肥料代で残らない。


他に臨時に入るお金は無い。


だから働けど働けど無一文生活だから、

女房と二人で、鉄くず拾い。


「あそこに鉄くずがあったから拾いに行くぞ」

と夜中に軽トラックに乗って拾いに行った。


それもあちらこちらに鉄くずや空き缶が落ちていた。


いまでは綺麗すぎたり

整理させすぎたりしているから落ちていなかったり、

ゴミ箱からアルミ缶を取り出だしたりすると罰せられるけど、

昔はよく落ちていた。


明くる日、カンカン

(自動車に乗ったまま重量を量る体重計のどでかいやつ)

に計り貯まってくると

子供のミルクを買うお金だけ残し飲み屋に直行。


こんな旦那でも文句一つ言うでもなく、

花いじりをしていた女房。


常に遊ぶことしか考えていない飲んだくれの旦那德と、

常に旦那の身の回りの世話をして、

ろくでもない夫をまともに育てようとする女房。


だがまだ命の絆の法則を知るよしもないが、

その兆が見え始めてきたと後から分かるが、

徐々に霊現象のように

どこからか訳の分からない声が聞こえ始めてきた。


このことを話しても誰も信じてくれないが、

女房だけは信じてくれていた唯一の助け船。












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【2017/09/02 05:27 】

女房の趣味


女房の趣味は

花と計算機と飲んだくれの旦那をまともに育てること。


花は思ったように育つが旦那はそうはいかない。


計算機は常に借金だらけ。


仕事場を増改築したり、

自宅を改造したりしているので、

借金返済のためにいまでも貯金は0円。


息子長男は

「借金を返してから死んでね」

と言うが、後20年。


それはともかく若い頃は毎晩飲み屋に行っていて、

遊びほうけて夜中に帰ってくるまで起きている。


旦那が寝るまで起きている。


そんな旦那を愛想も付かずに付いてきている。


いまの世の中ではとうの昔に離婚だね。


だが女房のオヤジさんは軍隊上がりのがちがちの堅物気質。


男が買い物篭を持たせてはいけない。


男よりも先に寝てはいけない。


男よりも後から起きてはいけない。


男にゴミ捨てをさせてはいけない。


女は男以上に出しゃばるな。


こんなオヤジさんだから良かったが、

そうでなかったなら

とうの昔に離婚して女房は出戻ってしまい、

私、徳は行く当てもない

浮浪者になっていたかも知れない。


いまの社会が狂い始めたのは、

女側の親が出しゃばりすぎているから、

不倫や離婚だけでなく、

障害は犯罪、自閉症やアスペルガー症候群、

サラ金問題、経営がうまくいかないなどなど。



当時は結婚したまではいいけど、無一文生活。








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【2017/09/01 05:43 】

妻とお見合いで出逢う。



オヤジたちはそんなぼんくら人生の息子を見かねたのか、

なんとか真面目な人生を送らせたいのか、

同じ村の自動車で一分足らずの四歳年下の妻になるべき女性と

お見合い。


その前の晩に急にオヤジから


「公民館の横の家に行ってこい」


「何のために」


「お見合いだ」


「誰の?」


「お前に決まっているじゃぁないか」


「へ~ぇ」


て訳で

明くる日の晩、

言われた家に一張羅の背広を着て行くと

妻になるべきオヤジさんとオフクロさんが

待っていたかのように座って出迎えてくれた。


私、德はそのオヤジさんと意気投合して

ベラベラしゃべりっぱなし。


その間に妻になるべき女性がお茶を出してくれたが、

見向きもせず一時間が過ぎたので

「帰ります」

と言って帰ってきた。


一度目のデートの時に

「何しに来たの?」

ときつい一発。


一年半過ぎた頃


オヤジが


「結婚するぞ」


「誰が」


「お前だ」


「誰と」


「決まっているじゃぁないか」


「どこで」


「地元の神社だ」と言うように


オヤジとお仲人と女房のオヤジさんとで

着々と段取りを進めていた。



知らないのは当の本人德だけ。
















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【2017/08/31 07:56 】

                                                           就職                                                 


高校卒業と同時に東京のフジフードに就職して

一年も経たない内に退社したり、

霞ヶ関ビル内の森永の喫茶店、

日比谷の公園内にあるレストランで

出張バーテンダーをしていたり、

湯河原のレストランに行ったりしていたのは、

当時チーフが上がる(辞めること)と、

一緒に着いていく習わしがあったから、

常にあちらこちらに出没していたが、

さすがに振り回されているのがイヤになり、

地元の仲間から誘いがあり、

名古屋市中日ビルの五階のレストラン

(結婚式場がある)に勤めたり、

地元のレストラン

(ボーリング場やスケートリンクが備わっている

スポーツセンター内)

に勤めていたが部長との喧嘩が元で辞めてしまった。


その間、德が
20歳の時に祖父が亡くなった。


亡くなる前の晩に祖父の枕元に呼ばれて

「お前は喧嘩早いから、
1分や2分焦るな」

と遺言のような言葉。


高校時代から口癖のように

「お前は上に立つ人間ではない」


「女癖が悪いから手相を見るな」


と耳にタコが出来るくらい言われてきた。


祖父は私の気性を良く分かっていたようだ。

それもそうだ。

祖父は気学鑑定を仕事にしていたからだった。


魂が抜けたように德は
22歳からパチンコ人生で一年間、

毎日、蛍の光の曲が流れるまで打ちっぱなし、

夜中には麻雀、その後は飲み屋、

また朝
9時に起きて、

喫茶店に行き、

マッチをもらいパチンコ店にまっしぐら、

前日の看板台にマッチを置き、

蛍の光の曲が終わるまで

毎日毎日遊びほうけていた遊び人人生。


だがパチンコが電動になり始めてきたので、

それいらいパチンコは卒業した。



親御さんが相談されても経験者語るだから、

「何でも飽きるまでやらせれば卒業するから」


と言ってあげる。











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【2017/08/30 07:43 】

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