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妻とお見合いで出逢う。



オヤジたちはそんなぼんくら人生の息子を見かねたのか、

なんとか真面目な人生を送らせたいのか、

同じ村の自動車で一分足らずの四歳年下の妻になるべき女性と

お見合い。


その前の晩に急にオヤジから


「公民館の横の家に行ってこい」


「何のために」


「お見合いだ」


「誰の?」


「お前に決まっているじゃぁないか」


「へ~ぇ」


て訳で

明くる日の晩、

言われた家に一張羅の背広を着て行くと

妻になるべきオヤジさんとオフクロさんが

待っていたかのように座って出迎えてくれた。


私、德はそのオヤジさんと意気投合して

ベラベラしゃべりっぱなし。


その間に妻になるべき女性がお茶を出してくれたが、

見向きもせず一時間が過ぎたので

「帰ります」

と言って帰ってきた。


一度目のデートの時に

「何しに来たの?」

ときつい一発。


一年半過ぎた頃


オヤジが


「結婚するぞ」


「誰が」


「お前だ」


「誰と」


「決まっているじゃぁないか」


「どこで」


「地元の神社だ」と言うように


オヤジとお仲人と女房のオヤジさんとで

着々と段取りを進めていた。



知らないのは当の本人德だけ。
















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CATEGORY[我が人生杭無し]
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【2017/08/31 07:56 】
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